トゥーロン国際大会2016
パラグアイ代表、ポルトガル代表に連敗を喫し、最悪のスタートとなった日本代表。
グループリーグも残り2試合となり、本日行われるギニア戦では、何としてでも勝利を納めたい。
少し遅くなってしまったが、今大会の詳細をまとめていこうと思う。
グループA
フランス(U-20) (開催国)
メキシコ(U-23)
マリ(U-23)
グループB
イングランド(U-21)
ギニア(U-21)
日本(U-23)
パラグアイ(U-21)
ポルトガル(U-20)
この10チームの中からリオデジャネイロオリンピックに出場するチームは日本を含んで3チーム(メキシコ、イングランド)だが、U-23で挑んでいるチームは日本とメキシコのみということになる。
確かにアンダーカテゴリーは23歳で終えるので、次の世代を強化するために下のカテゴリー代表で挑んでくるのは納得がいく。
そしてそんなU-21パラグアイ代表、U-20ポルトガル代表に敗れたU-23日本代表はそれなりの危機感がありそうだ。
因みに、コロンビア、ナイジェリア、南アフリカも出場予定であったが、オリンピック出場の関係から辞退した。
上位2チームがグループリーグを突破でき、各グループ1位突破同士で決勝戦を、2位突破同士で3位決定戦を行う。
試合日程
対パラグアイ代表 ●1-2
対ポルトガル代表 ●0-1
対ギニア代表 5月26日(木) 午前0時15分キックオフ
対イングランド代表 5月28日(土) 午前0時15分キックオフ
3位決定戦 5月30日(月) 午後11時15分キックオフ
決勝戦 5月30日(月) 午前1時45分キックオフ
リオオリンピック同様、基本的に中一日での開催となる。
日本代表メンバー
GK部門
櫛引 政敏(鹿島アントラーズ)
中村 航輔(柏レイソル)
DF部門
亀川 諒史(アビスパ福岡)
三丸 拡(サガン鳥栖)
奈良 竜樹(川崎フロンターレ)
岩波 拓也(ヴィッセル神戸)
ファン・ウェルメスケルケン・際(ドルトレヒト/オランダ2部)
植田 直道(鹿島アントラーズ)
三浦 弦太(清水エスパルス) 追加招集
MF部門
大島 僚太(川崎フロンターレ)
原川 力(川崎フロンターレ)
矢島 慎也(ファジアーノ岡山)
野津田 岳人(アルビレックス新潟)
喜田 拓也(横浜Fマリノス)
前田 直樹(横浜Fマリノス)
井手口 陽介(ガンバ大阪)
FW部門
富樫 敬真(横浜Fマリノス)
久保 裕也(ヤングボーイズ/スイス1部)
浅野 拓磨(サンフレッチェ広島)
鎌田 大地(サガン鳥栖)
オナイウ 阿道(ジェフユナイテッド千葉) 追加招集
※奈良竜樹選手の出場辞退に代わり三浦弦太選手が、久保裕也選手の出場辞退に代わりオナイウ阿道選手が追加招集された。
※浦和レッズ、FC東京はACLラウンド16があることから、この2チームからの招集はなし。
初招集となったのはFW富樫敬真選手、MF前田直樹選手、DF三丸拡選手、三浦弦太選手の計4名。
その中で特に期待したい選手はMFの前田選手だ。
昨年東京ヴェルディからのレンタル移籍により松本山雅で1年間プレーした前田は、31試合に出場し、3得点を記録した。
ドリブル突破が持ち味の彼は相手ディフェンダーを置き去りにし、ボックス内で見せる左足から放たれるシュートには目に光るものがある。
横浜Fマリノスに移籍した今季は出場機会に恵まれていないが、そのポテンシャルが高いことは間違いない。
けが人の多さ
日に日にけが人の選手が多くなっているようにさえ感じ、オリンピック本大会での試合が不安視されている。
特にバックスの選手にけが人が目立ち、オリンピック予選で活躍した右SB室屋成選手、松原健選手、左SB亀川諒史選手、CB岩波拓也選手、奈良竜樹選手などがオリンピック本大会の出場が危ぶまれる。
そこのポジションをOAで埋めることも示唆されているが、個人的にはJリーグで活躍するU-23の選手を優先させてほしいと考えいる。
例を挙げるとすれば、柏レイソルの右SB伊東純也選手、CB中谷進之介選手だ。
特に伊東選手は今季Jリーグでブレイクした選手であり、柏の上位進出の立役者と言っても過言ではない。
CBが手薄になった今、最終ラインで安定感を見せる中谷選手も選出されてほしい。
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